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Mac OS X の「キーボードビューア」にショートカットを設定する

目的

Mac OS X で「キーボードビューア」を開くキーボードショートカットを設定する.

方法

1. まず下記から,キーボードビューアを起動するシェルスクリプト keyboardViewer をダウンロードする.ファイルは任意の場所においてよい.(以後,ファイルのフルパスが /path/to/keyboardViewer だとする)
github.com

2. 次に Automater で新規書類を作成する.書類の種類は「サービス」を選ぶ.

3. 「AppleScript を実行」だけからなるワークフローを作る.AppleScript には,(* Your script goes here *) のところに
do shell script "/path/to/keyboardViewer"
と書く.ワークフローに「キーボードビューア」などのタイトルをつけて保存.

4. Mac OS X のシステム環境設定からキーボードショートカットを設定する画面に行く.「システム」の中に「キーボードビューア」の項目ができている.

上質の言語パズル!言語学の知識不要,「国際言語学オリンピック」が面白い

 パズル好きの人に,ぜひ「国際言語学オリンピック」の過去問をおすすめしたい.(リンク先から,問題と解説が全てダウンロードできる.)

 この大会では,世界のさまざまな言語に関する問題が出題される.たとえば2014年の問題は,第1問がベナベナ語の動詞について,第2問がカイオワ語の名詞の変化について等々といった具合だ.しかしこの大会のポイントは,これらの言語についての知識(僕は名前すら知らなかったが)が問われているわけではないという点だ.ベナベナ語の動詞の問題には,ベナベナ語の動詞(1語だけで主語や目的語などを含む文になる)とその訳のリストが与えられている.それを元にベナベナ語の規則を見ぬいて,リストにない動詞の活用を訳したり,あるいは日本語で書かれた文をベナベナ語訳したりせよという問題なのだ.言語学の知識を問うのではなく,言語学に題材をとったパズル問題なのだ.

 パズル好きの人は既にここまでで興味を持ってくれたかもしれないが,「パズルと言われても見知らぬ言語に興味はない」という人もいるかもしれない.そういう人には,ときどき出題されている,数の表し方に関する問題をおすすめしたい.これが実質的に「高度な覆面算」の様相を呈していてまた面白いのだ.たとえば 2015 年の問題1は,「数がナワトル語で書かれた等式6つ」「数がアランバ語で書かれた等式6つ」「ナワトル語で書かれた数=アランバ語で書かれた数という形の等式4つ」をヒントに,ナワトル語とアランバ語の数の書き方を推測する問題だ.もちろん普通の覆面算とは違い,それぞれの言語が10進的な表記かどうかも分からない上,同じ数でも続く音によって形が変わったりする.高度で複雑だけど,エキサイティングな「覆面算」なのだ.この記事の後半で,数に関する問題をもう1問紹介しておいたので眺めてみてほしい.(さらにその下には僕の考え方と解答を書いているので,見たくない人はスクロールしすぎないように注意.)

 きっとこれらの過去問には,パズル好きの気持ちを掻き立てるものがあると思う.そして何と言っても,実在する言語に基づきつつ,それを知らなくても与えられた情報だけを使って解けるという作り方が気に入っている.パズル作家が恣意的に設定したルールの暗号ではないので,解く楽しさだけでなく知的好奇心も刺激される.作問にあたっては,解きながらその言語の規則の特徴が分かるように(つまりその言語を出題する意味があるように)意識してあるようだ.

 かなり難しい問題もあり,僕自身もぜんぜん解き終えているわけではない.ぜひ一緒に楽しんでもらえればと思う.

最後に,具体的な例で問題の雰囲気を説明するために,2012年の問題2とそれに対する僕の考え方を紹介したい.これは数に関する問題で,過去問の中では易しめだと思う.(考え方は問題の後に書いているので,自分で考えたい人はその前で引き返してほしい.)

問題
ウンブ-ウング語
10 rureponga talu
15 malapunga yepoko
20 supu
21 tokapunga telu
27 alapunga yepoko
30 polangipunga talu
35 tokapu rureponga yepoko
40 tokapu malapu
48 tokapu talu
50 tokapu alapunga talu
69 tokapu talu tokapunga telu
79 tokapu talu polangipunga yepoko
97 tokapu yepoko alapunga telu

注: telu < yepoko


(a) ウンブ-ウング語の数を数字に直す問題(省略)
(b) 13, 66, 72, 76, 95 をそれぞれウンブ-ウング語で書け.

僕の考え方

まず tokapu talu (48) に tokapunga telu (21) をつけると 69 になっているので,tokapu talu polangipunga yepoko (79) も同じ構造だろう,つまり polangipunga yepoko が 31 ( = 79-48) だろう.

さらに polangipunga talu が 30 だから,talu が yepoko になると数が 1 増えるのだろう.

すると rureponga talu (10) に 1 を足すと rureponga yepoko (11) になるはずだ.

rureponga yepoko は tokapu rureponga yepoko (35) に出てくるから,tokapu は 24 ( = 35-11) だろう.

tokapu が 24,tokapu talu が 48 なら,talu は「2倍」の意味だろうか.しかし talu のほかの現れ方を見るに,talu は単に 2 のことで,tokapu の後に置かれたら 2 倍の意味になると考えたほうがよさそう.

talu が yepoko になると数が 1 増えたのだから,yepoko は 3 だろう.

それなら tokapu yepoko は 24 * 3 = 72 だ.tokapu yepoko alapunga telu (97) により alapunga telu は 25 ( = 97-72) だろう.

ここで tokapu (24),alapunga telu (25) を見比べると,1 語で表される tokapu に 1 を足しただけなのに単語がまるっきり変わっていることに気づく.すると -nga は「マイナス」の意味ではないだろうか.しかし,すると alanpunga yepoko (27) と齟齬が生じる.-nga telu < -nga yepoko だが,注によれば telu < yepoko なので,-nga によって大小関係は変わらないはずだからだ.

このことには暫く混乱したが,とりあえず今まで考察した例に出てきた yepoko,talu も tokapu 直後以外は全部 -nga の後だったので,とりあえず -nga をつけてひとまとまりとみなしてみる.そして,-nga telu は -3,-nga talu は -2,-nga yepoko は -1 というのは正しそう.というのは,そうすると rureponga talu (10) から rurepo = 12 が,malapunga yepoko (15) から malapu = 16 が,alapunga yepoko (27) から alapu = 28 が,polangipunga talu (30) から polangipu = 32 がわかり,さらに supu (20) であるように,1 語で表せる単語が全て 4 の倍数だということになる!この言語の数は4を基本にしている,という分かりやすい指針に気がついた.(そういえばそういう言語があると聞いたことがあるが,問題を解くのにその記憶は関係ない)

4が基本だと分かったので,-nga を「4を引く」だと見ることを思いついた.すると telu =1 で -nga telu が -3,talu = 2 で -nga yepoko が -2,更に yepoko = 3 で -nga yepoko が -1 で,これで注とも全ての例とも辻褄があう.

これで全ての謎が解けた.たとえば 95 は 95 = 24 * 3 + (24 - 4) + 3 で tokapu yepoko tokapunga yepoko というはずだ.(ほかの解答は略)

焼きおにぎり1

材料:

醤油 大さじ1+小さじ1

みりん 小さじ1

あごだし 小さじ1

冷凍ごはん 2包

 

冷凍ごはんを解凍して2つのおにぎりを,醤油大さじ1・みりん小さじ1・あごだし小さじ1を混ぜたものの上で転がした……が,そのとき握りかたが足りずバラバラ崩れてしまった.崩れた米がタレを吸ってしまって,2つめのおにぎりにタレがほとんどつかなかったので,醤油小さじ1を足した.

 

フライパンにクックパー(フライパン用)を敷いて,そのまま中火で表裏(表裏が判別できる塊については)焼いた.

 

感想:

味はとても美味しかった!理想的と言ってもよい.焦げ目があったのもちょうどよかった.一方,厚めの塊は柔らかすぎて好みでもなかった.

次の課題として,よりおにぎりに近づけるという方向もあるが,いっそのこと冷凍ごはんをそのままタレに混ぜ,フライパンに薄く伸ばして焼いて焦げ目をいっぱい作れば夢のおつまみができるのではないか.

鶏の照り焼き2

今日は味の素の「お肉やわらかの素」を使った.


材料:

鶏もも肉 300g強

味の素「お肉やわらかの素」 小さじ3

濃口醤油 大さじ1

みりん 大さじ1

料理酒 大さじ1 1/2

砂糖 小さじ1弱


鶏もも肉の両面に「お肉やわらかの素」を振りかけて数分置いた.

熱したフライパンに,油をひかず鶏を皮目を下に置き,中火で熱した.

皮が焼けたらひっくり返し,火を少しだけ弱めてもう片方を焼いた.

中の方が少し生っぽいままの段階で,照り焼きのタレを皮の上から入れた.

タレが煮詰まるまで両面を焼きつつ完成.


感想:

これまで作った鶏の照り焼きで一番美味しい!

今日はこの料理メモを書く予定ではなかったが,あまりに感動したのでメモした.

粉にも,もともといい味が付いているのが効いている.肉も柔らかい.

ただ,皮目の内側やや生っぽかったので次回は皮目からもっと焼かなければいけない.

「原論」と二等辺三角形

エウクレイデス「原論」の定義に従えば,正三角形は二等辺三角形ではないらしい,という話を小耳に挟んでびっくりしたので,原文を確かめてみることにした.

結論としては,やはりそんなことはなさそうで,正三角形は二等辺三角形と考えられているのではないかと思った.もっとも,二等辺三角形という言葉が出てくる箇所がそもそもあまり多くなかった.

 

1. 何はともあれ定義を読む

僕はギリシャ語がほとんど読めないが,原文のラテン語対訳がたとえばここで公開されている.また,英語対訳もあるが,英語ではラテン語訳に比べるとギリシャ語の反映度が落ちているであろうことと,ラテン語の方がかっこいいので,主にラテン語対訳を読みつつ.テキスト検索などには英語訳の PDF を使うことにした.

 

まずはラテン語訳を読んでみる.(7頁目より・下線は僕による強調・下線については以下同じ).

XX. Ex figuris autem trilateris aequilaterus triangulus est, qui tria latera sua aequalia habet, aequicrurius uero, qui duo sola aequalia habet, scalenus autem, qui tria latera sua inaequalia habet.

拙訳:20. そして,三辺形のうち,等しい3辺を持つものが等辺三角形である.また,2つだけ等しい辺を持つものが等脚[三角形]であり,一方,等しくない3辺を持つものが不等辺[三角形]である.

 

こういう定義だ.問題は下線を引いた duo sola「2つだけ」の解釈で,ちょうど2辺だけ等しいのじゃないと等脚三角形と呼ばないのか,2辺だけ等しければ3つ等しくても等脚三角形と呼んでいいのか,この部分だけからは判別できないように思う.ギリシャ語原文のほうも見てみる.(6頁目より)

κʹ. Τῶν δὲ τριπλεύρων σχημάτων ἰσόπλευρον μὲν τρίγωνόν ἐστι τὸ τὰς τρεῖς ἴσας ἔχον πλευράς, ἰσοσκελὲς δὲ τὸ τὰς δύο μόνας ἴσας ἔχον πλευράς, σκαληνὸν δὲ τὸ τὰς τρεῖς ἀνίσους ἔχον πλευράς.

 

ギリシャ語のほうもラテン語と大差ないようだ.細かい語順や冠詞の有無の違いこそあれ,「2つだけ」の意味はやはり確定しないように思える.

 

2. 用語が使われている箇所を読む

定義だけ見てもわからなかったので,探索範囲を広げてみる.

まず,第 I 巻 V に,等脚三角形に関する次のような命題がある.

In triangulis aequicruriis anguli ad basim positi inter se aequales sunt, ... (略)

拙訳:等脚三角形について,底にある角は互いに等しく,... (略)

 

一方,第 IV 巻 XV の証明中では,次のような箇所がある.

itaque triangulus EHΔ aequilaterum est. quare etiam tres anguli eius EHΔ, HΔE, ΔEH inter se aequales sunt, quia in triangulis aequicruriis anguli ad basim positi inter se aequales sunt [I, 5].

拙訳:従って,三角形 EHΔ は等辺[三角形]である.するとその3角 EHΔ, HΔE, ΔEH は互いに等しい.というのは,等脚[三角形]において底にある角は互いに等しいから [I, 5].

 

ギリシャ語原文には [I, 5] という命題番号での引用はないのだが,やはり

ἰσόπλευρον ἄρα ἐστὶ τὸ ΕΗΔ τρίγωνον· καὶ αἱ τρεῖς ἄρα αὐτοῦ γωνίαι αἱ ὑπὸ ΕΗΔ, ΗΔΕ, ΔΕΗ ἴσαι ἀλλήλαις εἰσίν, ἐπειδήπερ τῶν ἰσοσκελῶν τριγώνων αἱ πρὸς τῇ βάσει γωνίαι ἴσαι ἀλλήλαις εἰσίν·

と,EHΔ が等辺三角形であることを述べた上で,等脚三角形についての性質を用いている(ように思われる).

 

なお,先の英訳 PDF で isosceles 及び ἰσοσκελ- を全文検索したところ,これ以外には等脚三角形に等辺三角形を含めるかどうかが分かる箇所はないようだった(先に述べたように,そもそも等脚三角形の登場箇所自体が少ない).

 

 

はてなブログ移行

GoogleBlogger が意外に記事を書きにくかった(全体的に重かった)ので,はてなブログに過去の記事ごと移行しました。

味噌汁1


材料:
かつおかれぶし 4g
お湯 200cc
味噌 大さじ1

鰹節にお湯を注いで蓋をして 3 分待ち,濾してかつおだしにした(この作り方は白ごはん.comに書いてあった).
試しにかつおだしだけ飲んでみたらすごく薄かったけどこれでいいんだろうか.
そのあと大さじ1の味噌を加えて混ぜた.すごく溶けにくかった.

感想:
作り方がこうなので仕方ないかもしれないが,今までの「お湯に直接だし入り味噌を溶く」という作り方にくらべ,ぬるい味噌汁ができる.しかし鍋で加熱するほどのモチベーションと量がない……